初めて自分が受け持ったクラスの学生も、いまや立派な3年生。
新しい1年生をむかえるのも、これで3度目。
毎日一緒にいても、学生の表情が毎日違って・・・だから飽きない
学生も違えば、教師の顔ぶれも毎年違う。
京都からのピッカピカの留学生
そして、南山からの同僚
新鮮な気持ちでいま、毎日学校に行ける自分がいる
1ブロック・・・
・・・かけぬけたぁぁぁああーーーーーーーーー!!!!!
なんだかんだで、初めてなコトだらけ。
英語でひらがな教えてって・・・
ゼロレッスンしてって・・・
ついでに週9コマって・・・
京都のリーダーとしてって・・・
嵐のように過ぎて行ったあの最初の2週間を思い返すと、
どうやって乗り切っていたのか、自分でもよく覚えていないくらい。
いや、乗り越えたのか、終わってしまったのか・・・自分じゃ判断できないや
忙しくて、ジョーダン抜きで平均睡眠時間が3時間あるかないかの生活。
それでも不思議と、全然疲れなかったし、ツラくもなかった
なんていうキモチも、一切ない。
好きなコト、毎日できるんだ…
っていうたっぷりの満足と一緒の生活。
ただひとつ言えるのは…
『充実してる』ってことは、イコール数えきれないくらいの悩みがあったってこと。
テストって、どーやって作るモンなんですか?!?!
評価基準って、どー決める?!?!
試験の意味・授業の意味を考えなきゃ………
初めて経験する、期末試験作り。受ける立場と、作る立場。
こりゃ、どっちも大変だわ。
私個人としては・・・・・・・
試験も授業も、作るほうが10倍大変かと・・・
でも今までの7週間、一番私の心の中でくすぶってた悩み。
今も解決したわけじゃなくて、どんどんくすぶり続けてる悩み。
それは・・・・・・
<< キョウシとして センパイとして >>
学生じゃなくなった今。「責任」という言葉が、常に背中にへばりついている。
そんな人間が、本物の学生と、どう接するか・・・。
学生で来てたときは、それこそ常に学生と一緒にいて、私が彼らの日本語のツールになれれば、それは本望だ・・・
っていう気持ちだった。
そうしていく中で、「友達」というカテゴリーに入るようになった。
それが2年前の私。
でも今は、
・・・ 「トモダチ」 ニ ナッチャ イケナインダ ・・・
少しでも「先生」として、「先生」らしく、「先生」っぽくいかなくちゃ。。。
そんなことを考えていた、毎日です。何かに焦っていた、毎日です。
あんまり自分が見えなくなって、とってもALONEに感じていた、そんなある日。
だいじょうぶ。
みんなあづのこと、ちゃ〜んと先生だって思ってるから
ひとりの学生に、突然そう言われた・・・
普通の会話の中で、突然・・・ 私、そんなイッパイ2な顔してたかな!笑
だけど、ビックリするくらい、その一言で安心できた・・・
な〜に、チカラいれちゃってたんだろ。。。
誰かに追いつきたくて、早くそこまで行かなきゃって、すっごい焦ってた。
3月、出発前に親友の子が歌ってくれた、『my pace』。
ひとつ!! 数えて進めばいい。
ふたつ!! 数えて休めばいい。
みっつ!! 数えて考えりゃいい。
マイペースで進めればいい。
ほんと、そうだね。 焦っちゃなんないっす。 私には、私の道があるようです。
そしてもうひとつ。センパイとして・・・。
いろんな意味で、後輩指導のようなことをしてるけど。
どこまで私は要求されているのか。どこまで教えればいいのか。どこまで知りたがってるのか。どこまでアドバイスすればいいのか。どこまでアドバイスしてほしいのか。
100%与えるコトがいいんじゃない。
失敗から、何をどう学ぶか、そのチカラを自分たちのチカラで学んで行ってもらう。
それを、徐々にみんなに伝えていくのが、私の役目。
わたしはただ単に、みんなより1年年上なだけで。
ただ単に、ちょっとだけ教えた年数が多いだけで。
ただ単に、オランダで生活した日数が長いだけで。
「後輩指導」という名のもと、いろいろとチェックしていると、まるで自分が何かすごいコトでもしたかのような感覚に陥りそうで・・・それがいまは、一番こわい
言わなきゃいけないことは言う。そして、一歩ひいて見てみる目も、時には必要。
そのバランスを上手にとれるようになれれば、私もまたひとつ階段上れるんかな。
不安で不安でしかたなかった、この7週間。
それでも一日が終わって、学校を出るときにはいつも、
ありえないくらい素晴らしい経験と、貴重な時間と、
かけがえのない出逢いの中で生活できているんだな・・・って思う
ありがてぇーなぁー・・・ ほんと、幸せだ・・・・・
「いま」って、神様からのGIFTなんだってさ。
だから「Present」って言うんだってさ。
あんまりプレゼントってもらいなれてないけど。
また明日からも、がんばるぞ。
やっぱ考えてることはいつも同じだーーねーーーー(T△T)
あたしには、先輩がまだいて、アドバイスももらえるけど、あづは立派な先輩って見られてるんや!
でもそれって苦しいことも辛いこともあるよね…
あたしは”先生”ってみられる目が辛いこともあったよ…
学生と1つしか離れてないのに、先生。
学生より年下なのに、先生。
そんな学生に「先生こんにちは」って合掌(タイの挨拶)されながらゆわれたら申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうこともあったさーーーー(T___T)
あ、でもね。あづって色んな感情や言葉やコントロールする力を持ってるからあたしは心配してないの!
一緒に肩並べて勉強してた時にゆってたよね。
うちらいっつも「事後報告」。その時には話せないタイプないんよね。終わったころには話せるようになってる。
その時を待つしかないよねって。
だから話せるところまで来たあづは大丈夫!
ってすごい前のブログにコメントしてるけどw
だってしたくなったんやもん!
ところで、あづに手紙送ったんやけど、着いた?
おかしーーーなーーーー